11月9日、10日と二日間に渡って、千葉県教育会館大ホールでダンスの公演を行う Dance Lovers' Crew(DLC)は千葉大学内のダンスサークルです。編集部では今回、本番を行う会場である教育会館でのリハーサルにお邪魔させていただくことができました。
この秋の公演は、DLC が行う最大のイベント。メンバーは1年生から3年生がメインで、総勢67人。ダンスのサークルと聞いて、大半が女性なのかと思って見に行った編集部ではありましたが、これが大間違い。男性(しかもみんなかっこいい!)がかなりいて、特にストリート系のダンスでは、アクロバティックな大ワザも交えたパワフルなパフォーマンスを見せてくれます。
今年は、例年に加えた新たな試みとして、照明と舞台監督にはプロの方が入るそう。そんなことからも、並々ならぬ気合が感じられます。
今回の公演のテーマは『弾心(だんしん)』。
3年生が公演のテーマを話し合い、なかなかいいテーマが思いつかない中、サークルの会長である嶋田さんがふと授業中に思いついたそうです。踊る、ダンス、ダンシング...、ダンシング、dancin'、弾心...。
そのテーマの通り、舞台の上を所狭しと弾けるようなダンスが次から次へと繰り広げられていきます。
ステージのコンセプトは『響き』。ステージに上るメンバーのダンスへの情熱や、それを支えるたくさんの人たちの心、そして観客の心が共に響きあい、大きなうねりを持ったパワーとなって会場を包み込む。そんなステージを必ずや見せてくれることでしょう。
公演は2部構成の約90分。2部で椅子と机が置かれた物語風な演目がある以外は、舞台装置はほとんどなく、体の動きだけで表現していきます。
1部は、創作的な衣装が印象に残るストーリー性のあるもの。衣装について聞いてみたところ、同じ千葉大学内の縫製技術研究会というサークルに協力をお願いしてデザインしてもらったものを、各々が自分の着る分は自分で縫って作ったんだそうです。男の子も自分で作ったんだそうですよ。すごいですよね!不思議なかぶりものや、動きにあわせてゆれる素敵な色の布。そんな衣装とダンスが一体となって、様々な世界を表現しています。
2部は、ちょっと驚きの幕開けで始まり、(それが何であるかは観てのお楽しみ!)それに続く怒涛のダンスショー。
このサークルでは、それぞれのメンバーが好きなジャンルのダンスを自由に踊っているので、本当にいろいろなダンスを一気に見せてくれます。(ダンスのジャンルについてはこちらを見てね!)途中、SPEEDやV6などおなじみの曲も飛び出して、見ているわたしたちも自然に体が動いてしまいそうです。
また、1部、2部とも舞台後方のスクリーンには、ダンス同様かっこいい映像が映し出されています。こちらも千葉大学内にある NESS という映像サークルに協力をお願いして作ってもらったものだそうで、ステージをさらに盛り上げています。こうした、他のサークルとのコラボレートも新たな展開が広がりそうでいいですよね。
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