画人たちと千葉
企画趣旨
千葉に住んだ画人がいて、千葉を描いた画人がいます。画人たちはいつも、風土や風景との対話を繰り返しながらその画業を形作ってゆくものですが、海に抱かれ、穏やかな気候と豊かな緑に恵まれた千葉/房総という土地は、彼らにどのような画想を与えたのでしょうか。石井林響と大網白里、椿貞雄と船橋、浜口陽三と銚子など、住処となり、モティーフとなった土地と画人たちとの関わりを見つめ、彼らが残した言葉やエピソードとともに作品を紹介します。
展示内容
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石井林響〈王者の瑞〉
麻本着色二曲一双 1918年 |
立石紘一〈汝、多くの他者たち〉
油彩, カンヴァス 1964年 |
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浜口陽三〈隅田川(大川中州附近)〉
メゾチント, 紙 1951年頃 |
椿貞雄〈新緑〉
油彩, カンヴァス 1925年 |
板倉鼎〈線路工事〉
エッチング, 紙 1921-22年 |
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