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千葉市美術館開館10周年記念 NHK放送80周年記念

義経展   〜源氏・平氏・奥州藤原氏の至宝〜

主催 千葉市美術館 NHK千葉放送局 NHKプロモーション
特別協力 厳島神社 高野山真言宗総本山金剛峯寺 天台宗東北大本山関山中尊寺
協賛 ハウス食品
会期 平成17年4月5日[火]−5月15日[日]
休館日 毎週月曜日 
開館時間 午前10時〜午後6時(入場は5時30分まで)
金曜日は午後8時まで(入場は7時30分まで)
※4月29日[祝]を除く
会場 千葉市美術館 7・8階展示室
観覧料

一 般    :1000円(840円)
大学・高校生:700円(560円)
中学・小学生:300円(240円)
※( )内料金は団体30人以上または前売り料金
※前売券はチケットぴあにて発売中。

千葉市美術館
公式ホームページ
http://www.city.chiba.jp/art/


企画趣旨

 源義経は京の都を追われて奥州に逃げ延び、文治5(1189)年、31歳の若さで自害しました。その日から始まった「義経伝説」は、源平争乱がひとまず鎮静した鎌倉期以降、人々の回想と叙述の対象とし確立し、長い年月をかけて各地の伝承や物語、浄瑠璃・能・歌舞伎などの主人公として虚像実像入り乱れ、様々に変容していきました。

 この展覧会は、平成17年のNHK大河ドラマ「義経」の放送と連動して、各地に残る義経ゆかりの遺品や、主要な合戦場面を描いた絵画、同時代に生きた人々の肖像画や書、さらには平清盛が一族の繁栄を願って厳島神社に奉納した国宝「平家納経」をはじめとする、平安末期の文化を象徴する美術工芸品などで構成し、若き源氏のスパースター義経と、平家一門の偉大なる指導者清盛、そして義経を庇護した奥州藤原氏の足跡を東西にたどる大規模な展覧会です。国宝19件、重要文化財28件を含む作品約170点が出品されます。
(※会期中展示替がございます)

展示内容

〈源義経自筆書状〉宝簡集所収
平安時代(寿永3年・1184)
金剛峯寺蔵
国宝 平家納経のうち〈法華経 信解品第四〉
平安時代(長寛2年・1164)
厳島神社蔵

国宝〈紺縅鎧 兜・大袖付〉
(伝平重盛所用)平安時代
厳島神社蔵
〈龍笛 銘 薄墨〉(伝源義経所用)
鎌倉時代
鉄舟寺蔵


魚屋北渓〈五条橋の牛若丸〉
江戸時代(文化14年)
千葉市美術館蔵
狩野探幽筆〈義経図(牟礼高松図)〉
江戸時代
茨城県立歴史館蔵


関連企画

【講演会】「義経の時代の文化と美術−平家納経と金光明最勝王経金字宝塔曼陀羅の美意識−」
講師:有賀祥隆(東北大学名誉教授)
日時:4月17日[日] 午後2時より
会場:千葉市美術館 11階講堂
定員:150人先着順 聴講無料

【ワークショップ】義経ものがたりにふれてみよう
講師:一龍斎貞友(講談師)/金井ひろみ(造形作家)
日時:4月23日[土] 午後2時より
会場:千葉市美術館 11階講堂
定員:40組 参加無料
義経が登場する昔話を、映像を通して聞いたり、実際に語ってみたり…。そのあと扇面の作品づくりに挑戦します。対象は小学生とその保護者ですが、お話ははどなたでも自由に聞くことができます。参加ご希望の方は、はがき、FAX(043-221-2316)、または電話(043-221-2311)にてお申し込み下さい。絵の具かクレヨンセットを各自ご持参下さい。

【さや堂コンサート】風の伝説「薄墨」〜義経の笛〜
出演:赤尾三千子(横笛演奏家)
日時:4月30日[土] 午後2時より
会場:千葉市美術館 1階さや堂ホール
定員:150人先着順 入場無料(※義経展チケットの半券をご提示下さい)
本展出品作で「薄墨」の銘を持つ義経ゆかりの龍笛を演奏します。
※チラシに4月30日[日]とありますが、4月30日[土]の誤りでした。お詫びして訂正いたします。

【ギャラリートーク】
毎週水曜日 午後2時より

【宮尾登美子氏による特別講演会】(作家/大河ドラマ「義経」原作者)
日時:5月10日[火] 午後2時より
会場:千葉市文化センターアートホール(JR千葉駅より徒歩10分、美術館より5分)
定員:500人 入場無料(※義経展チケットの半券をご提示下さい)
聴講ご希望の方は、往復ハガキに住所・氏名・電話番号・年齢・希望人数(1枚につき2名様まで)を明記し、千葉市美術館「講演会係」までお申し込み下さい。4月30日[土]必着。


【ご案内】
入場券が割引になります!!
東京藝術大学大学美術館で3月25日−5月8日まで開催される、「厳島神社国宝展」の入場券の半券を、会場の当日券売り場までご持参ください。(1枚につき、1人有効)
 一 般     :1000円→900円
 大学・高校生 :700円→600円


また、同様に「義経展」の入場券の半券にて、 東京藝術大学大学美術館の「厳島神社国宝展」の以下の割引料金でご入場いただけます。
 一 般     :1200円 →1100円
 大学・高校生 :800円 →700円
  (中学生以下無料)

「厳島神社国宝展」についての詳細はこちら

義経展・ざつがく

千葉と平泉のある岩手の縁とは・・・?


義経活躍と同じ時代、 千葉では、桓武天皇の系統を引く千葉氏の総領千葉介常胤が、治承4(1180)年、石橋山の合戦で平氏に敗れた頼朝の再起を救援し、鎌倉に拠点を置くようにすすめていました。

頼朝の信頼を得て、千葉一族は奥州にも進みました。

義経が京の都を追われて奥州に逃げ延び、ついに自害した文治5(1189)年、頼朝の大軍は平泉に攻め入り、ついには奥州藤原氏を滅亡に追い込みました。

平泉藤原氏追討の際、千葉介常胤は、

「藤原文化を築いた偉大な藤原氏が頼朝軍に壊滅されてしまうのは哀れであり、妻子と郎党をかくまうように」

と命じて、奥州藤原氏の四代・藤原泰衡の妻子を平泉から北方の宮守村鱒沢に移住させたのだそうです。

以後、常胤の特命を守り続け、落人となった藤原氏家臣の残党の監視を続けるため、千葉一族は岩手県南部の地にとどまったものがいくつもありました。そして、それから800余年を経た今でも、岩手県南部には「千葉」姓の家が、いくつもあるということです。

※このお話は、千葉氏顕彰会の千葉隆典さんから教えていただきました。ありがとうございます!


義経展開催中の千葉市美術館1階さや堂ホールでは、千葉市郷土博物館による
「源頼朝・義経と千葉介常胤」展
と、岩手県教育委員会による
「平泉の文化遺産展」
が開催されています。

こちらは入場無料ですので、義経展に行った際は、ぜひ足を運んでみてください!

また、千葉市美術館から歩ける範囲には、亥鼻の千葉城や、千葉神社があります。千葉氏ゆかりの地をぜひ訪れてみてください!






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