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Dan Graham by Dan Graham

ダン・グレアムによるダン・グレアム展


主催 千葉市美術館
企画協力 ギャラリー・シマダ
会期 平成15年12月2日[火]〜平成16年2月1日[日]
休館日 毎週月曜日と12月29日〜1月3日は休館
※ただし1月12日[月]は祝日のため開館 翌13日[火]は休館
開館時間 午前10時〜午後6時 (入場は5時30分まで)
金曜日は午後8時まで(入場は7時30分まで)
会場 千葉市美術館
観覧料

一般 1,000円(800円)
大学・高校生 700円(560円)
中・小学生 300円(240円)
※()内料金は団体30人以上または前売料金
前売券は11月1日より千葉市美術館ミュージアムショップ(11月24日まで)、 JR東日本みどりの窓口・びゅうプラザ(12月1日まで)販売

展覧会サイト http://www.ccma-net.jp/dg/
千葉市美術館
公式ホームページ
http://www.city.chiba.jp/art/



展示内容

二重露光
1995
公共スペース/二つの観衆
1976
ハート型のパヴィリオン
1991

企画趣旨

 1965年にアーティストとして活動を開始して以来、ダン・グレアムは常に時代の最先端を走り続けてきました。狭義のアートの枠組みに収まりきれない個性的な彼の作品は、欧米を中心に、近年高い評価を得ています

 60年代中頃、まだコンセプチュアル・アート(概念芸術)という用語すら知られていなかった時代に、雑誌等の印刷メディアを通して、同ムーヴメントの先駆けとなる言葉や図表を用いた作品を発表しました。70年代、多くのアーティストたちが、パフォーマンスをはじめとする自らの作品をフィルムやビデオに記録するなかで、グレアムはフィルムやビデオを単に記録媒体として用いるのではなく、ハーフ・ミラーや鏡と組み合わせ、独特の視覚体験をもたらすインスタレーションを生み出しました。

 このハーフ・ミラーと鏡を用いたインスタレーションは、彼の建築への強い興味と一体になり、80年代初頭にはパヴィリオン/彫刻という彼独自の芸術スタイルへと発展しました。ミニマル彫刻として外部から鑑賞できるだけでなく、建物として内部に入ることも出来るこれらのパヴィリオンは、光の状態次第で鏡面状にも透明なガラスにもなるハーフ・ミラーの働きにより、実に多様で豊かな表情を見せてくれます。

 「ダン・グレアムによるダン・グレアム」展は、そのタイトルが示すとおり、作家自身の意向が強く反映された展覧会です。最初期の作品から新作に至るこのアメリカ人作家の40年に及ぶ歩みが単に一望できるだけでなく、随所にグレアムならではのアイディアが盛り込まれます。



関連企画

講演会  ◇12月6日[土]
      ダン・グレアム講演会
      通訳 木幡和枝(東京芸術大学先端芸術表現科教授)

対 談  ◇1月25日[日]
      「ダン・グレアムとN.Y.アンダーグラウンド音楽」
      出演 佐々木 敦(音楽評論家・HEADZ代表)
         野々村文宏(和光大学講師)

      ◇2月1日[日]
      「ダン・グレアム、パヴィリオン、20世紀建築」
      出演 五十嵐太郎(中部大学講師・建築評論家)
         野々村文宏(和光大学講師)

      会場は講演会・対談ともに千葉市美術館11階講堂
      開演時間 午後2時 ※入場無料・先着150人まで受付

※詳しくは千葉市美術館の公式ホームページをご覧下さい。





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