2004年10月22日
蓮池まつりのお楽しみ
<お座敷>
丸万と舩場のお座敷では、お気軽料金でお料理とお酒をお召し上がり戴けます。
<芸 能>
お座敷では落語・漫談・三味線などもお楽しみください。
<路 地>
ベーゴマや紙芝居、屋台など昭和のレトロ路地が展開されます。
流しの三味線が通れば、路地裏屋台で飲む酒も、旨さひとしお。
<蓮 ren>
お座敷の払いは、地域限定通貨「蓮 ren」でどうぞ。
両替は 10蓮=¥500です。
投稿者 kashi : 07:55 | コメント (1) | トラックバック
「蓮池」とは
蓮池は千葉市中央区中央3丁目(旧・吾妻町2丁目)です。現在の千葉銀座通りから、あずま通り(中央区役所の1本内側)のあたりまでの一帯が「はすいけ」と呼ばれていました。
このあたりは葭川沿いの湿地の延長で、蓮の花の咲く池があり、周辺に料亭や割烹旅館などができたことから次第に「花街」として発達してきました。
最も華やかだったのは昭和の前半ですが、戦後も千葉の政済界を動かす人々の集う街として、他の繁華街とはひと味ちがう貫禄を見せてきました。「蓮池できちんと遊べるようになれば一人前」といわれた、大人の街でもあります。
投稿者 kashi : 07:53 | コメント (1) | トラックバック
蓮池まつり 開催までの経緯(いきさつ)
千葉大学の学生が「文化をつくる」というテーマを掲げ、この地域でさまざまな活動を始めたのが2003年の春です。教育学部教授長田先生のご指導により「Wi-CANプロジェクト」が誕生し、地域とアートを結び付ける取り組みが行われてきました。
ひとつの試みとして「蓮池かしこ祭」が行われたのは2003年秋です。他県出身の学生さんの目にも不思議な魅力のある街として映った蓮池の街を、地元の私たち自身が忘れかけ、諦めかけている、そのことに気づいたのが『蓮池まつり』のひとつのきっかけでした。
あの賑わいを取り戻すことは困難でも、賑わいの記憶は、ぜひ多くの人に伝えていきたいと思います。花街の賑わいの奥には、芸能や季節の習慣など、失われつつある日本の文化や美点が隠されているからです。